明朗、愛和、喜働~小さな気づきが大きな変化へ~

横浜市西区 倫理法人会 幹事 (株)GROW AROUND エリアマネージャー 竹森 勇輔

第673回 平塚市倫理法人会 経営者モーニングセミナー
テーマ:『 明朗、愛和、喜働 』~小さな気づきが大きな変化へ~
講話者:横浜市西区 倫理法人会 幹事 (株)GROW AROUND エリアマネージャー 竹森 勇輔 氏

 今回の講話は県内レクチャラーの竹森勇輔氏。横浜市西区倫理法人会の幹事。彼とは同じ県内レクチャラーとして、研修でご一緒させていただいた。

 ヒップホップカルチャーのセレクトショップに勤めている。話はそのヒップホップについてから始まった。ヒップホップはアメリカにおいての黒人差別から抜け出した成功の象徴。石川県出身の竹森さんは、高校生の時そのヒップホップにはまり、渋谷と地元石川県にあったそのショップに憧れを抱く。卒業するとボストンバック一つで、というくらいとりあえず上京し、憧れのそのショップに勤めることができた。

 いきなり夢を叶えたかのようだが、彼の20代はキラキラした青春ではなかったようだ。仕事の厳しさに加え、職場での厳しい上下関係、先輩から厳しく仕事を教えられた彼は、後輩が入ってきた時、同じように厳しく接するようになる。実績や経験のある先輩と違い、自分には実力がなかったと語る竹森さんは、部下との関係に悩む。

 怒ることもできず、優しさなのか甘さなのか、どうしたら良いかわからなくなった彼は、YouTubeに答えを求める。心を病んだ人が見るパターンは、斎藤一人さんから、YouTube講演家鴨頭嘉仁氏に行きあたる。今時の倫理との出会いは、その鴨頭さんのYouTubeからというのがとても多い。鴨頭さんは東京は練馬区倫理法人会の有名人。自身も倫理法人会で生き方を学び、事業でも成功者として知られる。当会でも講話されたことがあるが、YouTubeでも倫理法人会の話をバンバンする。

 悩める竹森さんは、鴨頭さんに会うため、練馬倫理法人会の門を叩く。彼は行動したことで、人生を切り開くヒントを得る。練馬区のモーニングセミナーでの朝食会で、現在所属の横浜市西区倫理法人会の当時会長、渡辺直行相談役と同席する。運命的な出会いを引き寄せた竹森さんは、翌週の横浜市西区のモーニングセミナーに参加、最初は不安もあったが、数回のゲスト参加ののち入会を決める。

 これまでのストリート系の仲間にはない、明朗、愛和、喜働の雰囲気に新しい発見があった。早速今のモヤモヤを倫理指導にぶつける。漠然とした将来への不安を相談したところ、先祖への感謝をするように指導を受ける。

 自分のぶつけた不安に対して、その指導が結び付かなかった。朝晩両親や先祖に感謝の挨拶をする。すると感謝の感度が上がった。これまで部下の失敗に対し、恫喝に近いやり方で責めていた。結果その部下は成長するどころか、反発の方が強かったのだろう。

 思いやりから出た厳しさしか届かない。新しいことは下の人に聞く。プライドの塊だった。人に聞く特に後輩に聞くことが難しかったが、若い人の方が長けていることも沢山ある。少しずつ余計なプライドを脱ぐ勇気が生まれていく。

 明朗、愛和、喜働とは何か?

 シンプルに、明るくて、優しくて、働き者って素晴らしい。若者カルチャーはいわゆる虚勢を張る、大人や大勢へのアンチテーゼなど、素直とは反対の側面がある。いわゆる若者特有のプライドや承認欲求、舐められたくないという自尊心。そこに気づき、自分を変えるために行動した。

 今の実践はイライラしないこと。そこになにも良いことはない。今はリーダーとして、新店舗の立ち上げを任され、充実した日々を送る竹森さん。少し早く講話が終わると、会場よりリクエストが。

 ラップやって〜!

 照れながらも明朗、愛和、喜働の倫理の言葉をラップに乗せて歌ってくれた。かっこいい!歓声と拍手。彼は間違いなく、好きなことを仕事にし、喜働を実践している。そしてその行動は素直そのもの。ピュアに成長する姿から、沢山のエネルギーと学びをいただいた、フレッシュな講話でした。

専任幹事 内山 聡 記

平塚市倫理法人会 経営者モーニングセミナー

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