3度の一文無しから、たどり着いた倫理の道

神奈川県倫理法人会 阪田 浩子 県内レクチャラー

第603回 平塚市倫理法人会 経営者モーニングセミナー
テーマ:『 3度の一文無しから、たどり着いた倫理の道 』~どん底からの起死回生、ピンチをチャンスに変える極意~
講師:神奈川県倫理法人会 阪田 浩子 県内レクチャラー

倫理法人会のモーニングセミナーでは、普通は起こらない大きな苦難を経験し、そこから立ち直った体験を伺う機会がある。
我々はそんな講話から苦難に立ち向かう勇気と学びを共有させていただく。

本日講話の阪田浩子さんは、三度の一文無し、東日本大震災では8店舗まで成長させた会社を失い、自己破産という大苦難を経験されている。
私はこの講話を倫理法人会に入ってすぐの横須賀で聞いて、大変勇気をいただいた。

しかし今回はその先についての講話だった。
苦難は三度の一文無しでは終わらず、その後立ち直って始め、現在まで営んでいる葉山の飲食店でもやってくる。

ここまでの経験があってもやってくる苦難。倫理の教えや倫理指導を通じて気づかされたのは、まだわかっていなかったという事実。
さらに県内レクチャラーとして、講話をすることで、そのことを指摘される。

もう十分だと思うほど、苦労と努力をされているように思うが、苦難は乗り越えられる人には容赦ないようだ。
しかし彼女はその厳しいフィードバックから、自分に足りないものを見つけ出す。

破約失福。これまで自分の大変さにかまけて、大切な娘さんをはじめ、多くの方との約束を破っていたということ。
仕方ないと思うが、娘さんが小さい頃、保育園に長い時間預け、お迎えの約束もいつも遅くなっていたことに想いが及ぶと声を詰まらせた。

乗り越えるたびに気づきがあり、わかったと思ったらまた苦難が訪れる。
こうして人は成長すると思うし、わかったと思ったらそれは思い上がりなのかもしれない。

阪田さんの苦難に比べ、自分の苦難、気づきはまだまだ。やはり彼女の講話は経営者、そして倫理の先輩として、多くの勇気を与えてくれる。
周りの支えに気づくこと、感謝とそれに裏打ちされた、本当の笑顔が、苦難をチャンスに変える極意だと。

彼女の気づきが、聞いている人の気づきをもたらす。
今朝も素晴らしい講話でした。

平塚市倫理法人会
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