私の飲食店経営のポリシーとSunSunマルシェ

講師:(有)エスプリ・デキップ 代表取締役 相山洋明

昨日、偶然にも私が誕生日でしたが、SCN市民クラブの忘年会を相山社長のお店「モト・ロッソ」にて開催致しました。

そしてその少々前に、平塚市倫理法人会のクリスマス会も「モト・ロッソ」にて開催致しました。

最近、連日のようにお店に通っている私ですが、社長のお店では地産地消を積極的に取り入れており、バーニャカウダの野菜やバラ塩、やまと豚など平塚になじみある食材が大変美味しく食べれます。

私的にはゴルゴンゾーラペンネも大ファンになりました。

相山社長は埼玉ご出身だそうですが、湘南でフレンチの雰囲気を出せる可能性のある平塚にお店を出されました。

湘南というとハワイっぽい雰囲気ですから、敢えて平塚を選んだそうです。

お店は現在3店舗、この不況下にもかかわらず経営されて本当に素晴らしいです。

お話しを伺っていると、まさしく青年実業家といった風格があります。

大変素晴らしいお話しで、笑顔のスタッフ教育や人との繋がりを大切にされている方だということが良く解りました。

周りの方が虜になる理由が良く解りました。

人を惹きつけるオーラがある方は直ぐに解ります。

ほぼ100%「ポジティブ」です。

そして来年早々に、相山社長のお話しの第二段が朝食会にて決定致しました。

快く引き受けて下さり「素早い決断ができる社長」ということも解りました。

年下の私も憧れる相山先生でした。

先日の相山洋明さまの平塚で開業した際のエピソードを、成瀬正憲副会長がコメントしてくださいました。

「埼玉出身なので、なんとかして海辺の町でレストランを開業したいと思いました。」
「何件も何件も物件を見ました。逗子葉山から大磯まで。」
「しかしハワイやカリフォルニアの雰囲気なんですよね」。
 「僕はフレンチのレストランをやりたかったので、平塚の南口が気に入りました。」
「そして、なにより、Jのサッカーチーム“ベルマーレ“があったこと」
「家から歩いて競技場に行けるなんて!」「最高ですよ」
そうそう、それだよ。私はこころのなかで快哉を叫びます。
「このロケーションは最高でした。」

エスプリデキップの相山社長のお話です。

話は彼の29歳のときに戻ります。

箱根のオーベルジュ・オーミラドーというとフレンチ好きでない方も知っている高級フレンチ店。そこで「泣く子も黙る」勝俣シェフの薫陶を(鉄拳含む)を受けながら新進気鋭のマネージャーに大抜擢され、全力を尽くしていた時のこと

「年間スケジュールを完璧に作ってみました」
「それこそ、花壇に植えるお花の手配の時期まで」

で、シェフに自信満々提出したそうです。

でもシェフの机の上でだんだんほかの書類の下のほうに埋もれていく、、。

そろそろお花を手配しないといけない時期になって、意を決して

「あの計画書ご覧いただけましたか?」
「例年ですとそろそろお花の手配の時期なので」
「もう手配しても、、、。」
「バッカモン!!」シェフの一喝です。
「外へ行って木に聞いてこい!」

訳も分からずに外でぼんやり木を眺めていると、シェフが「木の芽の膨らみを見るんだ」それで時期が分かる。と。

案の定、相山さんが予定していた日は大雪。

その次の日、「とっとと花屋を呼べ!」木の芽は膨らんでいたのだそうです。

「それからは木の芽はもちろん、風の流れ、空気のにおい、五感をつかって雨の降るのが30分前に分かるまでになりました。」

高級を謳うレストランなので、「お客様、雨です、急いで室内に!」などと絶対に言うわけにはいかないのだそうです。テラス席でも室内と同じ什器備品を使うのですし。

お客様達にそれとは気付かせずに「デザートはお部屋で用意しました」などと、順番に「必然のように」楽しみに水を差さないように、雨がお客様にかからないようにお部屋に誘導するのだそうです、、、。

「そこまでなのか、、、。」と、感動のお話でした。

そんな相山さんの五感にピンと来た平塚。誇りです。エッヘン!

ちょっといいでしょ?

相山さんのお話はこんなエピソードが満載です。

客室も満室、レストランフロアーも満席、今日は忙しいぞ!という朝に、、、、。

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