倫理法人会は、一般社団法人倫理研究所の法人会員組織です。「企業に倫理を 職場に心を 家庭に愛を」をスローガンに、まず経営者自身が純粋倫理を学び、活力に満ちた人間に変わることによって、社員が変わり、社風が変わり、自社の繁栄を目指すものです。
倫理法人会員同士が集い、語り合うことで、自身では気づかないような経営のヒントも得られます。人と人との出会いは、経営力を高めていく強い原動力です。
倫理研究所について
一般社団法人倫理研究所は民間の社会教育団体です。昭和20年、倫理運動の創始者・丸山敏雄によって創設されて以来、研究・教育・出版・普及等の事業で広く会員を募り、「生涯学習活動」としての倫理運動を推進しています。
会員は法人約6万社、個人約20万人。書道や短歌による芸術活動、地球環境の保護と美化活動にも力を注いでおり、その輪はアメリカ(ニューヨーク・ロサンゼルス・ハワイ)、ブラジル、中国、台湾にも広がっています。
倫理17000
純粋倫理に基づいた経営を実現している企業に対し、「倫理ライセンス」を認定。取得企業は現在157社。平塚市倫理法人会からは株式会社玄と株式会社葦の2社が倫理ライセンスを取得しています。
法人スーパーバイザー
倫理研究所・法人局に所属し、倫理経営を全国に広め、会員の教育・育成を担う。定期的な研修により、資質向上に努めている。
法人アドバイザー
法人スーバーバイザーと同様に倫理研究所・法人局に所属。自身の豊富な倫理実践をもとに、倫理経営を推進する会員企業をサポートする。
倫理法人会は1980年に誕生して以来、全国47都道府県のすべてに活動の拠点を持ち、およそ60,000社の会員企業を擁する団体として成長してきました。その活動の基軸となるのが「倫理経営」です。
「倫理経営」とは何か、それは社会を構成し、自然と共生する人間としての正しい生き方の法則(それを「純粋倫理」と読んでいます)に根ざした経営にほかなりません。
この「倫理経営」の核心は実践にあり、その主役は経営者自身です。経営者が自己変革の実践に挑み、人間性を磨き高めていくことで、社員も社風も確実に変わっていきます。社内に活力がみなぎり、安定した企業の発展がもたらされることを、数多くの先例が物語っています。
倫理法人会では、長く活動のスローガンとしてきた「企業に倫理を」「職場に心を」に加え、「家庭に愛を」を打ち出しました。家族の強い結びつきと家庭の愛和が、企業繁栄の支柱となり、日本をよりよくしていくことを強く訴えたいがためです。
東日本大震災の発生以降、「絆」の大切さを国民は再認識させられました。<他社のために自分は何ができるか>の思いを共有したことも貴重な経験でした。当たり前の日常がいかに尊いかを実感し、「人としての正しい生き方」を励行する社会の到来が切望されています。
今や「倫理経営」を実践する経営者のネットワークが全国に広がり、果敢な実践者が増大しつつあります。これからも「よいことは人に勧めよう」の精神で、より積極的な活動を展開し、日本の創造的な再生(日本創生)に資する団体として発展することを願ってやみません。