つながっている

(一社)倫理研究所 監事 藤麻 一三

第622回 平塚市倫理法人会 経営者モーニングセミナー
テーマ:『 つながっている 』
講話者:(一社)倫理研究所 監事 藤麻 一三 氏

 今回の講師は、昭和58年(1984年)に倫理に入会され、山口県柳井市倫理法人会会長、山口県倫理法人会会長をはじめ、倫理法人会活動を30年以上先頭に立って牽引してきたという、素晴らしい倫理経歴を持つという方でした。そんな経歴を見て、難しそうな硬いお話なのかなと思っていましたが、私の先入観でした。お話は、ご自身の体験談を元に、元気一杯に明るく、楽しく、分かりやすく、テンポ良くお話してくれました。

 講話では、最初に全一統体について、人と人、人と物、人と肉体、人と自然の関係を万人幸福の栞に出てくる言葉から繋がりを明らかにした後、「倫理を一生懸命やったら会社が良くなると言われるがそれはなぜか?本当か?」と問題提起され、ご自身の体験からそれを紐解いていくという形でお話が進んでいきました。倫理で行っていた事と、会社で行っていたこととを年表にして対比する事によって、つながりが見えてくるとの事で、実際お話された内容から、倫理を一生懸命やると、確かに会社が良くなるという関係が明らかにされていました。

 お話の中で、何度も「倫理が楽しくて楽しくて」との言葉が出て来たのが印象的でした。倫理に入って5年くらいは、倫理っていうのは何をするところなのかなかなか理解できなかったそうですが、ある体験から、「どんな出来事でも明るく捉えるか(前向きに捉えるか)、後ろ向きに捉えるかで結果が変わってくる。」「何が起きても、これが良いと捉えるのが倫理。」「倫理っていうのは、心の捉え方の勉強をしているんだ!」ということに気づき、それに気づいてからは倫理の実践が本当に楽しくて仕方なかったそうです。

 このお話は、私にとっても目から鱗のお話でした。例えば私事ですが、朝起きが出来なかった時、今日は朝起きが出来なかったから駄目だなと1日暗い気分で自分を責めて過ごすような事があったのですが、逆にそれはいけないということに気づきました。まあ、そんな日もあるさ、なんでそうなっちゃったのかを反省しつつ、又明日は朝起きしよう!と明るく捉えて実践する事が大事なんだなということに気づかせていただけました。確かにそう捉えれば、一日を明るい気持ちで過ごすことが出来るし、仕事も捗りそうです。実践に失敗する事を恐れず、どんどん色んなことにチャレンジしていこうという気持ちになったことは、私にとっても大きな収穫でした。モーニングセミナーに参加して良かったなと思います。

 これ以外にも、倫理のABCのお話や、倫理の場を実験の場に使ってみると良いなどのお話もありました。半沢直樹がドラマの中で部下に言った、倫理に繋がる言葉の話もありました。とても楽しくて為になる有意義な35分間を過ごさせていただきました。タイトルの「つながっている」ということを実感できるお話だったと思います。ありがとうございました。

 もし、あなたも会社をより良くしていきたいと思っているなら、倫理法人会で一緒に倫理を学び、一緒に実践をしてみませんか? 倫理法人会ではいつでもみなさまのご参加をお待ちしています。

副専任幹事 安藤 文逸 記

平塚市倫理法人会 経営者モーニングセミナー
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