栞に込められた健康管理術を読み解く

第670回 平塚市倫理法人会
経営者モーニングセミナー
テーマ:『 栞に込められた健康管理術を読み解く 』
講話者:平塚市倫理法人会 会員
    吉田歯科診療室デンタルメンテナンスクリニック 院長
    吉田 格 氏

 吉田格氏は平塚倫理法人会の会員だが、東京の銀座に吉田歯科治療室デンタルメンテナンスクリニックを構える、バリバリの現役臨床歯科医。コロナが始まって以来本当に久しぶりのリアル参加となる。そんな吉田先生は現役の医師として、健康と倫理の万人幸福の栞の関係を、解説してくれた。

 このコロナ禍で、言いたいことはみなさんたくさんあるだろう。さまざまな意見が飛び交い、何が真実かわからない。でも我々倫理法人会には、こうして現役の医師としてコロナ禍でも戦っている方が仲間にいる。吉田先生は医師として、今の現状から語ってくれた。

 なぜ手を消毒するのか? 手から感染するのではなく、手についたコロナウイルスを口に入れるから感染する。正しい知識というのは難しい。注意すべきことは手を洗うこと。情報が錯綜しコロナの当初はマスクがなくて大変だったそう。そんな中ハイリスクな歯科医として乗り切った吉田先生は栞の一節を語る。

 病気には、外からやってくるもの、自分が作るもの、遺伝性の疾患がある。これが混ざってきているという。スライドに映し出されたのは、コッペパンにヨーグルト。これはコロナ禍での学校給食、感染リスクを恐れるために、栄養バランスを無視して簡素化、子供の鬱や不登校は過去最大。外から来るウイルスを恐れるために、食事がおろそなになり、栄養不足など自分が作る疾患が増える。

 さらに黙食など、ストレスフルな状況での栄養不足は病気を増やす。安くて美味しくて腐らない食材。飲食店も8時に閉まる緊急事態宣言により、便利な食品はますます多用されるようになってきた。

 これは今に始まったことではなく、これまでの問題が表面化したと言える。食品の問題。安価で美味しく安全に提供するため、添加物まみれの食品は、とりあえず食中毒などの目の前の問題は起こらないが、慢性の不調や免疫力の低下など体をじわじわ蝕む。疾病信号がわかりづらくなっている。若い人の栄養不足が問題になっているが、コロナで発症するのはこの栄養不足も関与しているのではないか。

 栞の52ページ
「子供に現れた病気でさえも、例外なく親の生活の不自然さが反映したまでである。」

これは精神的な繁栄だけでなく、遺伝的にも証明されているという。自分のみでなく、親の状態は子供にも伝わる。DOHaD 胎児期や子供の頃の環境に影響する。

 133ページ
「大自然の法則でなくてはならなぬ。人がこね上げ、ひねり出したものではなく、自然にあるもの、これを引き出して、はっきりさせたものだけでなけれなならぬ。」

ワクチンや消毒、薬に頼る前に大自然の法則。ウイルスに弱い生活に我々はなっていないか? 栄養、運動、休養はできているか?

 110ページ
「世の中にたった一つしかない宝を一ばん粗末にしている。その宝は己自身である。」

子供やご主人に一生懸命つくし、料理をしていたが、ご主人が亡くなる、子供から手が離れ自分だけになると、途端にカップラーメンになる場合がある。本当に自分を大切にしているか?

 コロナ禍でも良いこともある。
自宅近くの隅田川を歩いていると、普段は絶対にいないであろう、お父さんが子供と遊ぶ姿があった。家族や自分に向き合う時間は確実に増えた。これまでの生活ができなくなった分、新しい生活の中で、考えることがたくさんあったはず。これからの新しい変化に対して、やはり考えること、行動することが大切。そこで大切なのはやはり食だという。

 「天地の恵みと多くの人々の働きに感謝して、命の元を謹んでいただきます。」
最近食事会もなく、この食前の挨拶もしばらくしていない。

 やはりどんな時代にも、また医師の立場からも、改めて栞に全てがあるということを教えてくれた。医師の立場から、倫理を元に生きる大切さを、多くの方に伝えて欲しい。

専任幹事 内山 聡 記

平塚市倫理法人会 経営者モーニングセミナー

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