書と健康 歴史 書き初め

第543回 平塚市倫理法人会
経営者モーニングセミナー
『書と健康 歴史 書き初め』
講師 相模原市橋本倫理法人会 幹事
小林陽光(書家)

今回の講師は、書家の女性 着物を着ての講話でいつものモーニングセミナーとは趣が大きく異なる。当初は実際に墨・硯・和紙を使って書き初めを行う予定だったが、準備等の関係で書き初めは中止になった。その代わりに何をしたのかといえば、心と言う文字を空に向かって書いた。

空海の話と共に空に向かって『心』と言う文字を書いてみた。小林陽光先生の話は私なりに解釈すると 空海は多くの言葉を残している。それは 書 によって。普通の書道は文字の書き方を教える。そうではなく、書 に書かれた 空海 の 心 を知る。そしてひらがなは日本人の発明したもの、縦書きの文字は思考を集中させる、などのことから、まずは書き残された文章の中身を知ることが大切でそこには日本人の感性が育んできた世界観があることを知る。

書に出会う、書を学ぶということが 日本人としてのアイデンティティを呼び覚ます作業なのだということを伝えていたのではないだろうか。もうひとつ話の中で印象的だったのが、皆さんの大切な言葉をぜひ和紙に墨で書き残してはどうか。という提案であった。そして『書き残すことによって歴史がはじまる』という言葉も印象的であったの。

現代では、スマホやパソコンが普及し、墨で文字を書くという事は日常的に行うことではなくなった。しかし、日常的でないからこそあえて 書 にして残すという事に意味の深さはかえって大きいのではないだろうか。

丸山敏雄先生の教えを17ヶ条の栞を墨で和紙に書いてみたらまた違った学びの深さを感じることになるかもしれない。栞の中には 古事記 からの言葉の引用も散りばめられていることなどの新たな発見もあるかもしれない。

人間の好奇心、学びの世界は尽きることがない。多くの知識や情報を得られる時代に生きていることに感謝して新たな時代に生きる道を模索し続けていきたい。

平塚モーニングセミナーは朝6時から7時すぎからの朝食会はゲスト無料です。
新しい時代の学びのスタイルをぜひ体感していただければと思います。皆さまのお越しをお待ちしております。

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