平塚市倫理法人会10周年特別講演「110年続く会社の未来予測と経営計画」

満員御礼!ご来場いただきました皆様ありがとうございました。平塚市倫理法人会10周年特別講演としてライオンファミリーグループ代表取締役 井出隆夫会長による「110年続く会社の未来予測と経営計画」がホテルサンライフガーデンにて行われました。恥ずかしながら運営側があまりの会場の熱気に負けてしまい、緊張がありありと伝わるようなスタートとなってしまい反省しております。
さて、平塚市倫理法人会においても久しぶりのご登壇となる井出会長の講演です。井出会長は本当に不器用な方なのですね。ご本人も「カットの仕方を教えてもらっても他の人の10倍練習しないとできなかった。」とおっしゃっていました。カット技術が本当に不器用なのかは私には分かりませんが、少なくとも講演については不器用だったと思います。
講演を聴きながら「違うことが聴きたいのに!」と何度思ったことか。不器用さゆえに、井出会長の本当にすごいところ、たった一代でここまで成長した所以、ずっと先を見据える未来志向経営法など、うまく言葉にできなかったのでしょう。そこで私なりに行間を読み取った3つのポイントをお伝えします。
110年続く会社の未来予測と経営計画

夢と希望に満ち溢れている時、本当の力は発揮できない

火事場の馬鹿力というくらい人は絶体絶命の崖っぷちに立ったその時に信じられない力が発揮できるのです。でもそれは紛れもなくあなたの力です。経営においても順調な時、何とか続いている時、本当の力は発揮できていません。何もかも失った経験のある井出会長ゆえ説得力があります。
あえてそのような状況になろうとする人はいるはずもありませんが、何気なくこなしている日々の仕事、振る舞いなど、その結果、あるいは、それらが及ぼす影響の最悪の状況を考えてみると良いかもしれません。それを何とかしなければと思い立った時、本当の力が発揮できるかもしれません。

見マス、聴きマス、言いマス

来るもの拒まず去る者追わず、若い人から熟練者まで、分け隔てなく目を向け耳を傾け、躊躇なく物事を言う。そのような姿勢が今の巨大なグループの中心にあるのかな、という印象を持ちました。
歴史的にも日本は他国と違いボトムアップの社会であったそうですが、私もよく報連相の解釈の誤りという話をします。末端から強制的に情報伝達をさせることではなく、情報伝達が自然と流れる環境、社風をいかに作ることができるか、という問いかけが報連相なのです。

経営界最強クラス人類

ヒトとその他の動物の違いを分けるのは時間概念という説があります。目先の出来事しか認識できないのが動物だそうです。例えば満月になると一斉に行動を起こす生物がいますが、それはそのための準備を日頃行なっていたというよりは、満月になったから行動した、という解釈です。
誰でも手帳に書かれた予定はもちろん、それ以外にも多くの未来事項を認識はしています。しかし、実際の行動は動物のそれと大して違いがないのでは?ということです。井出会長は若い頃から10年単位で事業計画を立て、それを実現するために細かい行動を実行されてきています。
人の10倍努力をしなければいけなかった井出会長だからこそ、これらの地味な基本行動に従い事業を邁進された結果が今ここにあるのです。不器用な方はむしろそれが武器になることに自信が持てますね。
講演の中で「経営者とて上から目線では進歩はない、同じかむしろ下から目線で、かつ、広い視野を持って物事を見ていかねばならない。」というようなくだりがありました。また、講演の最後に「桃太郎」を引き合いに出されていたので、その心として一冊の絵本をご紹介します。
「空からのぞいた桃太郎」
物事を別の角度から見るという趣旨で桃太郎を題材にしています。まず絵本の帯が「鬼だから殺してもいい?」です。「鬼って具体的にどんな悪いことをしたの?」「自己防衛ではなく侵略だよね?」「持ち帰った宝は独り占め!」とか、答えはなく、物事を俯瞰することを目的としています。確かに、そんなこと今まで考えたことなかったよなー、という内容です。
不器用な人はそれがむしろ武器になり、器用な人は器用さゆえに見えないところを見る、それがこの講演で言いたかったことではないかと私なりに解釈いたしました。皆さんはどうでしたか?
平塚市倫理法人会

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