己を尊び人に及ぼす ~生き辛い命と寄り添う

第655回 平塚市倫理法人会
経営者モーニングセミナー
テーマ:『 己を尊び人に及ぼす ~生き辛い命と寄り添う 』
講話者:大阪天王寺区倫理法人会 幹事
    (株)トキメキ投資教室 代表取締役
    なかまつ 小百合 氏

 大阪天王寺区のはじめ、東京江東区など4単会に所属するなかまつさん。

 母親にしっかり働くようにと育てられ、リクルートに勤める。東京の住宅情報部に勤めると、バブルの予兆を掴み23歳で購入したマンションを倍以上で売却、6000万の自宅を購入する。

 32歳で第二子を出産後会社に復帰、マネージャーとして仕事は激務に。子供の面倒を見てもらうために、親の家もローンで購入、仕事と支払いでがんじがらめで鬱を発症。何のために頑張ってるのだろう。

 38歳で仕事を辞める。多額の退職金もあり、夢だった弁護士になるため、司法試験を目指すが、父親が末期癌となる。父を看取った後、収入のない不安から、嫌いだった投資を始める。

 投資の勉強会でその魅力に気づき野村証券に転職。途端に素晴らしい出会いがあり、大口の顧客の信頼を得ると、その人のおかげで野村証券でもトップクラスの成績をあげる。収入を増やしていくが、だんだん仕事の裏表がわかってくると葛藤する。

 本当にお客様が儲かるものは、会社としては売らない。手数料や買い替えなど、知識の差を利用して、会社にとって有利な商品を勧める。そんな矛盾に耐えられなくなったのか、二度目の鬱を発症、声が出なくなる。そしてお金を使うのが怖くなり、子供がティッシュを三枚取って泣くのにまでイラつく。

 一年三ヶ月の引きこもりののち、そのお客様に救われ会社に戻ることができた。顔がこわばり笑えなくなった自分を変えようと、笑顔の練習を始める。復活のきっかけはその笑顔と祖母の影響での着物だったという。着付けを習い、この笑顔と着物を広めたいと独立するが、50過ぎてから習った着物では、自分を生かしきれない。

 そんな時、ある人からあなたはお金の話をしているときの方が輝いている。と言われる。現在トキメキ投資教室という会社で活躍されているなかまつさん。天職に出会い輝いている。自分のやりたいこと、得意なことは違う。どちらで生きていくべきか。

 お金は嫌いになっていたが、絶対的に得意なのはお金の話だった。なかまつさんは、このお金の知識を、今度は自分の思うように伝えられるようになると、得意と好きが一致したと思う。そう、得意と好きが一致したとき、それが天職になる。

 多くの人に喜ばれるから、ビジネスとして成功し、同時に幸せも手に入る。しかしこの得意も好きも、その時々の努力から得ている。目の前のことに努力を惜しまない。彼女は努力をし、しかも能力も高かったと思う。

 そんな彼女が、昔の友人の変化を見て、倫理と出会う。さまざまな高額の企業塾に入ってきた経験もあるが、どの起業塾にもなかった学びが、倫理にはあったという。

 「心を合わせる。」

これまでさまざまな場所で、意見を述べてきた、意見をすることが、会社や組織を良くすることだと思っていた。しかし倫理では、自分の意見よりも、会長に心を合わせることを良しとする。自分の方が正しい。みんなそんな正しい意見をぶつけ合う。

 でも、意見を言うのは純粋に組織のためではなかったと気づいた。自分ができると言うことを、周りにアピールするため。もちろん結果を出している彼女の言うことは、組織のため、結果を出すために有効だったはず。それでも彼女はそこに気づいた。

今朝は三名のゲストが、なかまつさんを慕って朝からリアル参加している。人を惹きつける彼女の魅力は、こんな経験と学びから培われている。倫理の学びは奥が深い。深過ぎてすぐに勘違いに陥る。
でもこんな講話が、私を本来の道に戻してくれる。

専任幹事 内山 聡 記

平塚市倫理法人会 経営者モーニングセミナー

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