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ボーイスカウト運動と倫理教育

講師:横浜戸塚泉榮準倫理法人会 専任幹事 鈴木武道

「ボーイスカウト運動と倫理教育」というテーマでお話をしていただきました。

長くボーイスカウトに関わり、倫理を学んだ時、通ずるものがあるとおっしゃっておりました。

スカウト運動の基本原理

幼稚園児から大学生までの青少年を対象に3つの誓いと8つのおきての価値観に基づいて、野外活動とグループ活動を通じて、青少年が持つ潜在能力を引き出し、社会人を育てる事を目的とする。
ボーイスカウトの『ちかい』と『おきて』は万人幸福の栞の17か条の内容に酷似する。(生活・行動の規範)

ボーイスカウトの最終目標

『自分が生まれた時よりも少しだけこの世の中を良くしてこの世を去りなさい』
『人のお世話をする様に、人のお世話にならぬ様、そして決して報いを求めぬ様に』

だそうです。

私も子供の頃にボーイスカウトに入っていたら別の人生を歩んでいたのではないかと思いました。

また、ボーイスカウトについて心温まるエピソードを教えていただきました。

第2次大戦中、激戦の南洋諸島のある島でのお話。
重傷を負った1人の米兵が倒れていました。

そこへ剣付きの銃を持った日本兵が通りかかります。
気付いた米兵は「あっ、殺される」と思った瞬間、気を失ってしまいました。

しばらくして目覚めた米兵。もう日本兵はいません。
そばに落ちていた白い紙切れに気付き、何気なくポケットに入れます。

そのまま野戦救護所に担ぎ込まれ、一命を取り留めました。
その時拾った紙切れに、こんなことが書かれていました。

「君を刺そうとした時、君はぼくに三指の礼をした。
ぼくもボーイスカウトだった。ボーイスカウトは兄弟だ。君もぼくも兄弟だ。

それに戦闘力を失ったものを殺すことは許されない。
傷には包帯をしておいたよ。

グッドラック」

戦後、この米兵は米国のボーイスカウト連盟本部を訪ね、この話を伝えました。

1952年、米国のスカウト本部の役員が来日した際、この話を日本側に伝えました。

米兵は本名を明かしていません。

日本兵は戦死したようです。

無名のスカウト戦士の間のできごとです。

この無名の日本兵の行動こそ日本の武士道精神、スカウト精神の結晶です。

こどもの国「無名戦士の記念碑」より

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