ベルマーレのチーム作り~挑戦を支えるクラブ~

平成26年12月5日(金)平塚市倫理法人会 第328回 モーニングセミナー。この日の講話は、地元のプロサッカーチームである湘南ベルマーレの大倉智社長。
今年J2で断トツの成績で優勝し、来年は再びJ1の舞台に戻ることが決定し、地元でも非常に盛り上がっているホットなチームの社長です。
元々は選手として様々なチームで活躍し、引退後海外でコーチ術やマネジメントを学び、日本に戻ってJリーグのチームでフロントスタッフ、GMとして活躍されました。
Jリーグの市場規模のお話から始まり、海外のリーグとの比較をされながら湘南ベルマーレを取り巻く経済規模を分かりやすく解説。
ベルマーレは、親会社を持たない市民チームなので、様々なことをやってスポンサー企業を獲得しており、総合スポーツ企業として行っている企業活動を紹介して下さいました。
それは、普通の企業活動と同じで、聞き手の我々の企業活動においても大いに参考になる示唆に富んだお話でした。
また、長年色んな選手を見てきた中で、伸びる選手、活躍選手に共通することをお話して下さいました。その中で選手のスカウト活動において、ベルマーレは現時点で才能があっても徳がない選手よりも、才能がなくても徳のある選手を選んで取ってきたというお話がありました。
そういう選手の方が息の長い活躍できる選手になるのだと。一般企業においても同じで、素直でひた向きに取り組む社員の方が伸びるものです。プロスポーツの世界も会社も変わらないということです。
我々中小企業経営者も人づくり、会社経営において、プロスポーツの世界は大いに参考になるということが分かりました。仕事で悩んだときはサッカーを見ると現状打破のヒントが得られるかもしれませんよ。

湘南ベルマーレ大倉智 取締役社長 講話概要

挑戦を支えるクラブ

自己紹介

1969年東京生まれ 川崎育ち 3人家族
子供のころからサッカー漬けの生活 甘党
日立製作所からプロサッカー選手へ スペイン留学の後 セレッソ大阪でスポーツディレクター 2005年より湘南ベルマーレにかかわる

いまのサッカー界

ヨーロッパでは売り上げ規模から言っても日本とは格段の違いがある。
日本国内でも93年にはJクラブが10クラブ Jクラブのある都道府県が8つだったものが、2013年にはJクラブが40クラブ、準加盟クラブを加えた都道府県数が39にもなる。
目指しているのは「地域との良好な関係」
成績、勝負に左右されず、地域に信頼され愛される存在に。

湘南ベルマーレ

1968年に藤和不動産サッカー部として設立
1975年フジタ工業サッカー部に
1993年Jリーグ開幕
   同年ベルマーレ平塚へ改称
1999年主力選手放出により2部降格
2001年総合型地域スポーツクラブへ
2009年11年ぶりにJ1へ
2014年J2優勝 史上最速で昇格決定

株主の7割が個人で構成される市民クラブ NPO併設

ビーチバレー、フットサル、トライアスロン、7人制ラグビー、サイクルロード
トップアスリートのスポーツがある。
親会社、責任企業の存在がない。純粋市民クラブ
年々売上高も堅調に推移している。
クラブの収入は グッズ収入 スポンサー収入 チケット収入 しかない。
プロフィットはつねに外から 会社内にはコストしか存在しない。

経済効果は10億円から15億円

J3福島ユナイテッドと提携 子供たちの受け入れなども行っている。
湘南ベルマーレコンディショニングセンターも作った。
各地にフットサルコートも

チームビルディングと伸びる選手

試合は「商品」試合を構成するのは「人間」
勝つか負けるか50%の世界。「負け方こそが大事」
勝ち点3こそが「成果」だが、勝負の世界に勝ち点3をとる明確な方程式は無い
確立をあげるしかない。それには「スタイル」
湘南のスタイルが重要。
チームはもとよりフロントスタッフ、地域のみなさんにも
「湘南スタイル」を浸透させてゆく。

チームのミッション

湘南地域に住む人々にサッカーを通して夢と勇気と希望の感動空間を提供する
湘南スタイル
攻撃的で走る意欲に満ち溢れた、アグレッシブで痛快なサッカー
選手に求める7訓

選手獲得基準

レジリエンス
逆境をバネにできる選手を
精神回復力 抵抗力 復元力 耐久力
極度の不利な状況に直面しても、正常な平衡感覚を維持することができる能力。
アルゼンチンのサッカー界で言われている言葉
貧しいから成功するのではない。裕福でも成功する人間はいる。
己を知り目標をもつ選手とチーム目標を共有でき成長を支えるスタッフがある組織が
最強のチームを作る

各選手のエピソード

長友選手 本田選手 中村俊輔選手 などの言葉
セルフコントロール
コントロールできる
自分 思考 行動 未来 

徳と才

最後の判断

まとめ

まとめ
日経新聞 夕刊「駆ける魂」
縦の美学 

会長あいさつ 会長 篠ヶ瀬隆

平塚市倫理法人会 会長 篠ヶ瀬隆

会員スピーチ 幹事 小林清

平塚市倫理法人会 幹事 小林清
第六次産業という言葉を、先日お店に来た職業体験の学生グループを引率してきた先生にお聞きした。
第一次産業+代二次産業+第三次産業=第六次産業ということだが、これを掛け算にするとやはり「第六次」ということになる。
しかるに、このなかの第一次たる、農林水産業のところが「ゼロ」になってしまうと全部がゼロになってしまう。
産業の基盤である、第一次産業がなによりも大切であるということを再認識した。

今日の井筒屋さん うさぎ万頭

井筒屋 うさぎ万頭

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