コロナ禍でも湘南ベルマーレの活動

第636回 平塚市倫理法人会
経営者モーニングセミナー
テーマ:『 コロナ禍でも湘南ベルマーレの活動 』
講話者:平塚市倫理法人会 会員
(株)湘南ベルマーレ 代表取締役社長
水谷 尚人 氏

荒野に夢を描く。

コロナ禍の試合再開、無観客のスタジアムに、まばらな観客の中闘っていた、今のJリーグを作り上げた先輩方の現役時代の情景が重なる。

平塚市倫理法人会の会員企業でもある、湘南ベルマーレの水谷社長は、そんなエピソードから講話を始めました。

今のJリーグを夢見ることと、あの時代にプロリーグを作るという夢を描くこと。
そこには大きな違いがある。

そんな歴史を知る水谷社長は、このコロナ禍での無観客のスタジアムを見ての衝撃の大きさが伝わってきました。

コロナは各所に大きな影響を与えたが、プロスポーツも大きな打撃を受けた業種の一つ。
そのコロナの中でのベルマーレの活動を中心に話は進みました。

経営陣の努力はもちろん推して知るべしだが、今日紹介された活動は、選手やサポーターからの自発的な活動が主だった。

「何度でも立ち上がれ。泥臭く。
それが俺たちベルマーレじゃないか」

選手の協力だけでなく、選手の提案によりクラウドファンディングで資金を集めたり、サポーターの提案で医療機関にポンチョを届けたりと、苦しいときでもできることをする、他者を思いやる。

会社が、選手が、ファンが一体となって、コロナ禍を乗り越えていく様を、リアルに語ってくださいました。

ベルマーレの地域や他者を思いやる活動は、コロナの以前から行われていました。

その象徴的な活動が、フットサルリボン。
ベルマーレ所属の元日本代表フットサル選手である久光重貴選手は、2013年肺がんが見つかる。しかし自身の病と闘いながらも、小児病棟への慰問活動、フットサルリボンを中心となって展開。

先輩方が夢を描いて出来上がったJリーグ。

存続の危機を乗り越えて、夢を与えることを使命に活動する、今の湘南ベルマーレ。

その活動は、2018年 Jリーグのカップ戦 ルヴァン・カップ優勝で花開く。

その試合、優勝を手にしたベルマーレの選手を、熱い眼差しで見つめる子供の姿が、スクリーンに映る。

「夢づくり、人づくり」

予算規模の決して大きくないクラブチームでは、良い選手を育てても、より好条件のチームに移籍してしまう。

しかし大きな目で見ると、ベルマーレで育った選手が、海外で大きなチャンスを掴むと、それが地域の子供やサポーターに夢を与える。

コロナ禍でのさまざまな苦難は、容赦なく必要のないものを淘汰している。

サッカーやスポーツはただ生きるためには必要ないかもしれない。
でもただ生きるのではなく、人間らしく幸せに生きるためには、とても大切だということが、今期を黒字で終えるベルマーレの状況が証明している。

夢というキーワードといくつかのキャッチフレーズで鮮やかに語られた。

たのしめてるか?

湘南ベルマーレの代表的なキャッチフレーズ

自分たちが楽しみ、まわりが楽しめる。

平塚にはベルマーレがある。

運動の仕事をしていながら、スポーツの熱さを忘れていた。
平塚市倫理法人会の専任幹事を拝命しておきながら、地元湘南ベルマーレをわかっていない。

まだシーズンは始まったばかり、今からでも遅くない。

一緒に夢を見たいと思う、素晴らしい講話でした。

専任幹事 内山 聡 記

平塚市倫理法人会 経営者モーニングセミナー

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